計算方法と根拠

目的価額別の手数料

公証人手数料令の手数料表(日本公証人連合会の公表)では、目的価額が 50 万円以下は 3,000 円、100 万円以下は 5,000 円、200 万円以下は 7,000 円、500 万円以下は 1 万 3 千円、1,000 万円以下は 2 万円、3,000 万円以下は 2 万 6 千円、5,000 万円以下は 3 万 3 千円、1 億円以下は 4 万 9 千円です。1 億円を超えると、3 億円以下は 4 万 9 千円に超過額 5,000 万円までごとに 1 万 5 千円、10 億円以下は 10 万 9 千円に 5,000 万円までごとに 1 万 3 千円、10 億円超は 29 万 1 千円に 5,000 万円までごとに 9,000 円を加えます。

遺言と枚数・正本謄本の手数料

遺言では、財産を受け取る人ごとに価額を手数料表に当てはめて合算し、全体の財産が 1 億円以下のときは 1 万 3 千円の遺言加算が加わります。原本を紙に出力した枚数が 3 枚を超えると、超える 1 枚ごとに 300 円が加算され、書面で正本・謄本の交付を受けるときは 1 枚ごとに 300 円がかかります。

計算例

契約の目的価額が 1,000 万円、原本 3 枚、正本・謄本を書面で合計 6 枚受け取る場合は、手数料 2 万円に正本・謄本の 1,800 円を足して 21,800 円です。

使っている式

計算式
名前やっていること式
1 つ目の価額手数料を求める価額です(遺言以外では 1 つ目だけ)。w1 = v1
1 つ目の価額の手数料(1 億円以下の段階)目的価額が 1 億円以下のときの、手数料表の金額です。s1 = if(w1 <= 0, 0, if(w1 <= 500000, 3000, if(w1 <= 1000000, 5000, if(w1 <= 2000000, 7000, if(w1 <= 5000000, 13000, if(w1 <= 10000000, 20000, if(w1 <= 30000000, 26000, if(w1 <= 50000000, 33000, if(w1 <= 100000000, 49000, 0)))))))))
1 つ目の価額の手数料(1 億円超の段階)目的価額が 1 億円を超えるときの金額です(超過額 5,000 万円までごとの加算を含む)。b1 = if(w1 <= 100000000, 0, if(w1 <= 300000000, 49000 + ceil((w1 - 100000000) / 50000000) * 15000, if(w1 <= 1000000000, 109000 + ceil((w1 - 300000000) / 50000000) * 13000, 291000 + ceil((w1 - 1000000000) / 50000000) * 9000)))
1 つ目の価額の手数料手数料表で求めた金額です。f1 = s1 + b1
2 つ目の価額手数料を求める価額です(遺言以外では 1 つ目だけ)。w2 = if(kind == 2, v2, 0)
2 つ目の価額の手数料(1 億円以下の段階)目的価額が 1 億円以下のときの、手数料表の金額です。s2 = if(w2 <= 0, 0, if(w2 <= 500000, 3000, if(w2 <= 1000000, 5000, if(w2 <= 2000000, 7000, if(w2 <= 5000000, 13000, if(w2 <= 10000000, 20000, if(w2 <= 30000000, 26000, if(w2 <= 50000000, 33000, if(w2 <= 100000000, 49000, 0)))))))))
2 つ目の価額の手数料(1 億円超の段階)目的価額が 1 億円を超えるときの金額です(超過額 5,000 万円までごとの加算を含む)。b2 = if(w2 <= 100000000, 0, if(w2 <= 300000000, 49000 + ceil((w2 - 100000000) / 50000000) * 15000, if(w2 <= 1000000000, 109000 + ceil((w2 - 300000000) / 50000000) * 13000, 291000 + ceil((w2 - 1000000000) / 50000000) * 9000)))
2 つ目の価額の手数料手数料表で求めた金額です。f2 = s2 + b2
3 つ目の価額手数料を求める価額です(遺言以外では 1 つ目だけ)。w3 = if(kind == 2, v3, 0)
3 つ目の価額の手数料(1 億円以下の段階)目的価額が 1 億円以下のときの、手数料表の金額です。s3 = if(w3 <= 0, 0, if(w3 <= 500000, 3000, if(w3 <= 1000000, 5000, if(w3 <= 2000000, 7000, if(w3 <= 5000000, 13000, if(w3 <= 10000000, 20000, if(w3 <= 30000000, 26000, if(w3 <= 50000000, 33000, if(w3 <= 100000000, 49000, 0)))))))))
3 つ目の価額の手数料(1 億円超の段階)目的価額が 1 億円を超えるときの金額です(超過額 5,000 万円までごとの加算を含む)。b3 = if(w3 <= 100000000, 0, if(w3 <= 300000000, 49000 + ceil((w3 - 100000000) / 50000000) * 15000, if(w3 <= 1000000000, 109000 + ceil((w3 - 300000000) / 50000000) * 13000, 291000 + ceil((w3 - 1000000000) / 50000000) * 9000)))
3 つ目の価額の手数料手数料表で求めた金額です。f3 = s3 + b3
全体の財産(価額の合計)遺言加算の判定に使う、価額の合計です。whole = w1 + w2 + w3
目的価額から求めた手数料遺言のときは、受遺者ごとの手数料を合算した額です。baseFee = f1 + f2 + f3
遺言加算遺言で全体の財産が 1 億円以下のときに加わる額です。will = if(kind == 2 && whole <= willLimit, willAdd, 0)
原本の枚数の加算原本が 3 枚を超える分の 1 枚 300 円の加算です。pgAdd = max(pg - freePg, 0) * pgFee
正本・謄本の手数料書面で交付される正本・謄本の枚数に 1 枚 300 円をかけた額です。cpAdd = cp * cpFee
手数料の合計(目安)(結果)目的価額の手数料、遺言加算、枚数の加算、正本・謄本の手数料の合計です。baseFee + will + pgAdd + cpAdd
目的価額から求めた手数料(結果)手数料表で求めた金額です。baseFee
遺言加算(結果)遺言で全体の財産が 1 億円以下のときの加算です。will
枚数の加算と正本・謄本の手数料(結果)原本の枚数の加算と、書面の正本・謄本の手数料の合計です。pgAdd + cpAdd

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

設定値と出典
項目値出典時点見直しの周期
遺言加算(全体の財産が 1 億円以下のとき)13,000円日本公証人連合会「公証事務の手数料(公証人手数料令)」2026年10月27日公証人手数料令の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
遺言加算の対象になる全体の財産の上限100,000,000円日本公証人連合会「公証事務の手数料(公証人手数料令)」2026年10月27日公証人手数料令の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
枚数の加算がかからない原本の枚数3枚日本公証人連合会「公証事務の手数料(公証人手数料令)」2026年10月27日公証人手数料令の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
原本が上記を超えるときの 1 枚あたりの加算300円日本公証人連合会「公証事務の手数料(公証人手数料令)」2026年10月27日公証人手数料令の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
書面で交付される正本・謄本の 1 枚あたりの手数料300円日本公証人連合会「公証事務の手数料(公証人手数料令)」2026年10月27日公証人手数料令の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
公正証書の種類契約など(遺言以外・目的価額は 1 つ) / 遺言(受遺者ごとに価額を入れる)契約など(遺言以外・目的価額は 1 つ)
目的価額(遺言のときは 1 人目の受遺者・相続人の分)0〜1,000,000,000,000円10,000,000円
遺言: 2 人目の価額0〜1,000,000,000,000円0円
遺言: 3 人目の価額0〜1,000,000,000,000円0円
公正証書原本の枚数(紙に出力した枚数)1〜200枚3枚
書面で交付を受ける正本・謄本の合計枚数0〜500枚6枚

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • 公証人手数料令にもとづく目安です。目的価額の算定が難しい契約(算定不能)や、出張・病床での執務の加算、電子データでの正本・謄本、公証人への相談は含めていません。実際の手数料は、公証役場での確認によります。
  • 手数料は改正されることがあります。作成の前に、日本公証人連合会または最寄りの公証役場で最新の手数料を確認してください。
  • 内容証明郵便の料金とは別の費用です。書類の作成・法的な判断は、弁護士・司法書士・行政書士などの専門家にご確認ください。